もそもゲーミングPCって何?普通のPCと何が違うの?という疑問がある方も居ると思うので、軽く触れたいと思います。
ゲーミングPCと普通のPCの違い
- 基本的には普通のPCと変わらない
- グラフィックボードという部品が重要
- そのほかの部品もそこそこにお金をかける
ゲームの映像は今や実写や映画かと思うほど綺麗です。その綺麗な映像を処理するために必要なPC部品がグラフィックボードです。
グラフィックボードの性能次第で映画のような映像を大画面で楽しむことも出来ます。
ただし、グラフィックボードは高いものでは数十万する物もあり、PCの総額が軽く3,40万になる事もあります。
上を見たら際限が無いのがパソコンです。
極力安く抑えつつ、ゲームや仕事、作業などが行えるPCを手に入れる為に、どの部品にお金をかけたらよいか。書いていきます。
PCの種類について
大きく分けるとノートパソコンと、デスクトップがあります。
ノートパソコンは、部品の交換が行えないため、最低でも15万~20万ほど出さないと、ゲームを楽しめるほどの良いパソコンを買うことは難しいです。
※小さくする技術にお金がかかっているため、デスクトップと比べてザックリと1割以上は高いです。
基本的に持ち歩いて外でも使う。という事が無い限り、デスクトップパソコンを選びましょう。
お金をかけるべき部品について
PCを構成する各部品の簡単な役割についてはこちら
ただし下記は一部条件に当てはまる人のみです。
それは、いづれPCケースを開けて、部品の交換(換装や増設)をする可能性がある方です。
機械音痴だし、PCの部品交換なんて絶対にしない!という方はこちら
電源
もっともお金をかけておくと良いのは電源です。単純な話ですが、もっといい部品へ換装や、増設すると使用電力が上がります。
PC電源の出力以上に部品を接続すると、電源が足りずにPCが途中で停止したり、初めから起動しなかったりと障害の原因となります。
突然の電源断は、PC故障の原因にもなりかねないため、極力電源にお金をかけておきましょう。低600W以上の物を買っておきましょう。
CPU
パソコンの中で部品交換がめんどくさいランキング2位のCPUさんです。電源が一番めんどくさく、次がCPUです。
※電源を交換するためにほぼすべての部品をはずす必要があるためです。
CPUの場合は値段が高いのに交換失敗しやすく、交換を失敗したとき最悪CPUが故障する。という事もあります。
グラフィックボード
言わずもながですが、だいたいのゲームはこのグラフィックボードが無いとまともに動きません。
部品換装は非常に簡単なため、交換が行える方であれば、パソコンを買うときはオンボードを選んで、グラフィックボードは後から買い足す。
という事が可能です。
その他の部品について
PCの処理性能に関わる部品として、メモリがあります。
メモリの増設は非常に簡単なため、とりあえず8GBあたりを選んでおいて足りなかったら買い足すのが良いでしょう。
また、マウス、キーボード、ヘッドセット、モニター(ディスプレイ)を選ぶ必要があります。
こちらも全て交換が可能なためPCの付属品を初めは使っておいて、適宜買い足していけばよいです。
選び方についてはこちらです。
プレイするゲームによってお金をかける部分が違う
ここまで、書きましたが、上記は部品交換をする前提で、且つ色んなゲームをする人向けです。
実は遊ぶゲームによっては、優先するべき部品が変わる可能性があります。
FPS/TPS(シューティング系ゲーム)
FPSやTPSと呼ばれるゲームをする場合は、一番優先するべきはグラフィックボードです。
ひとまずPCを買うときはオンボードを選んで、後から買い足すでも良いですし、まったくPCの部品換装は出来ない。
という事であればグラフィックボードの性能がなるべく高いもの。ついでメモリが最低8GB以上。そしてCPUの名前の数字がより大きい数字のもの。
の順番で選定すると良いでしょう。
MMO(多人数参加型オンラインゲーム)
多人数参加型のゲームをする場合、グラフィックボードはもちろん必要ですが、それよりもメモリが必要な事があります。
これは多数の人が行動情報や、チャットなどの情報を処理するのにメモリを膨大に使用する事があるためです。
そのため、グラフィックボードはそこそこの性能(ミドルクラスと呼ばれるもの。)を選び、メモリはより多く、ついでCPU性能が高いもの(CPUの名前の数字が大きいもの)を選ぶと良いでしょう。
その他(一人用RPGやシミュレーション、カードゲーム等)
最後に上記以外のゲーム全般ですが、FPSなどでもなく、多人数参加のオンラインでも無い場合、そこまで重いゲームではない可能性が高いです。
こちらは、グラフィックボードをミドルクラスにし、その他は予算に合わせてそこそこでよいでしょう。
強いて言えばメモリとCPUに気を配る事で、ゲーム以外(動画を見たり、ネットで検索したり)が、サクサク動く。という利点があります。