HDDもSSDも記憶媒体で、5大装置でいう所の補助記憶装置になります。
データを記憶するにあたってどちらがいいのか。ですが、結論から言ってしまうとお金が有るなら大容量のSSDを沢山買う。
絶対に消えたらまずいデータはクラウドへ。
クローズドネットワークでどうにかしたいなら、SSDのみでRAID5や6を組む。
お金に余裕があるなら、これが最適です。
ちなみにSSDはHDDの上位互換!という事は無く。
HDD、SSDそれぞれに善し悪しあります。
ただ大容量のSSDを沢山手に入れれるのであればそれが一番良いという話です。
HDDとSSDの違いって何?どっちがいいの?
- 1.HDDとSSD
- 2.HDDとは
- 3.SSDとは
- 4.パソコンの最適な構成
1.HDDとSSD
冒頭でお金があるならSSDを買っておけば良い。と、書きましたがそんなに潤沢にお金が有る方ばかりではないはず。
HDDとSSDそれぞれの特性から、適材適所が存在します。それぞれの特性について説明します。
2.HDDとは
HDDは、ハードディスクドライブの略で名前の通り硬い円盤に磁気記憶をする記憶媒体です。
円盤を回しながらデータを読み書きします。
簡単な内部説明は下記の通りです。
メリット
1.記憶容量が大きい
2.容量単位の価格が安い
3.故障を考慮しなければ永久的にデータを保存可能
デメリット
1.衝撃や熱による故障リスクが高い
2.読み書きが(SSDに比べて)遅い
3.(高I/Oの際)動作音がうるさい
4.消費電力が高い
3.SSDとは
SSDは、ソリッドステートドライブの略で半導体メモリを記憶媒体として使う記憶媒体です。
簡単にわかりやすく伝えると、USBメモリ(フラッシュメモリ)の大容量版です。
HDDとは違い、円盤を使って読み書きしているわけではなく、半導体で記録してます。
メリット
1.衝撃や熱による故障リスクが低い
2.読み書きが非常に速い
3.動作音が静か
4.消費電力が低い
5.サイズが小さく軽い
デメリット
1.記憶容量が小さい
2.容量単位の価格が高い
3.読み書き回数に上限(寿命)がある
4.長期のデータ保存に向かない
5.保存量が増えるにつれて読み書きが遅くなる
4.パソコンの最適な構成
結論から言うと
・パソコン本体の記憶媒体はSSD500MB以上を選ぶ方が良い。
・データの保存には外付けのHDDを購入して使うのが良い。
WindowsOSのみをSSDに保存して、画像やExcel、Word、テキスト等、あらゆるデータを全て外付けHDDへ保存する。
SSDは保存量が増えるにつれて遅くなる。読み書き回数が多いと故障が早まる。
と2つのデメリットを回避するため、OSのみを入れてOSの起動を高速化し、長期保存にたけたHDDでデータを保存する。
という方法が最適です。