ITパスポートとは
ITパスポートとはITを利活用するすべての人が、備えておくべきIT基礎知識を有している事を証明できる、経済産業省認定の国家試験です。
上記の様に言われてますが…
家電製品ですらAIが搭載されて、ネットに繋がっているこのご時世です。
そして連絡手段にスマホを使い、娯楽にゲームをする。
ネット上のどこかの誰かと気軽に友達になって、SNSに日常を投稿する。
ITを利活用する。とはつまり現代人のほぼ全ての人を指します。
ITパスポートを取得するべき人とは
- 就職活動を控えている学生
- 全く別の職業からIT系に転職を試みている人
IT業界でエンジニアを10年してました!
保有資格は、ITパスポートのみです!
上記のような人は注意が必要ですね。
もちろん何も取得していない人よりは良いのですが、IT業界でずっと働いていたなら応用技術者等もっとランクの高い試験を取得できたのではないか?となりかねません…
メリットとデメリット
ITパスポートのデメリット
先にっておきますが、国家試験を取ってそれがデメリットになる。
なんてことは、流石にありません。
ITパスポートのメリット
- ITパスポートを取ったからITの事が全てわかるわけではありません
- ITパスポートを取れたからIT系企業に必ず受かる訳でもありません
じゃあ頑張って勉強して取る意味は…無い??
もちろんメリットがあるし、持って無いより持ってるほうが良いよ!
IT系以外の職業の話をしましょう。
例えば営業職
- プレゼン資料の作成
- 事務系の処理
- スケジュール管理システム
- 客先とのやりとり
プレゼンの資料は何で作りますか?
誰かに作ってもらって自分は他人が作った資料を読むだけの仕事でしょうか??
事務系の処理は??
客先とのやりとりはどうでしょう。
プレゼン資料と事務系の処理
プレゼン資料と事務系の処理は、大抵はパソコンを使って、PowerPoint、Word、Excelなどを使うこともあれば、システムを使うこともあります。
客先とのやりとり
客先とのやりとりは、電話のみ。あとはあって話します!と言う人もいるかもしれませんが、最近ならzoom会議、予定調整にメールやチャットアプリを使う会社も少なくありません。
例えば製造職
- 板金加工
- 工業塗装
- 組み立て
板金加工
例えばロッカーを作る製造系の会社だとして…
鉄板を切り出して、曲げて、繋げてロッカーの各部品を作る。
高さと、幅と設定して、どの位置に穴があって…
よし設定完了。実行!
機械に命令するためのパソコンがあって、そこで設定をして、終わったらスタートするだけ。あとは機械が勝手に作り出してくれる。
工業塗装
塗装も塗料を噴射するアームが正確に吹き付ける。
または電着用の水槽にドボンと入れて、システムをスタートしたらあとは電気が流れて塗装完了。
もちろん職人さんがガンをつかって吹き付けている、昔ながらの塗装工場もありますが、IT技術の進歩に比例して減っていくと考えられます。
組み立て
組み立ても大部分アームが行い、場合によってはラインに人が立って待って、人が組み立てることもあります。
精密な機械であればあるほどシステム化され自動化されています。
まとめ
つまり世の中にある、ありとあらゆる仕事が(全てでは無いにしても)何らかのシステム。プログラムによって簡略化や、自動化されています。
そのためITを使うにあたっての一定のリテラシー(ITを理解している)を有している事が証明できるITパスポートは